Friday, September 29, 2017

Questionnaire survey – Rathnapura, Sri Lanka

Hello everyone, This is Gouri

Kalu River is the second largest and third longest river in Sri Lanka while the catchment area is about 2,690 km2 and the total length is about 130 km. The river basin is subjected to severe floods in almost every year as it lies entirely within the wet zone of the country with average annual rainfall of about 4,000 mm. The upper basin up to Rathnapura has steep gradients while the lower basin has mild topography. Rathnapua and Kalutara areas are subjected to floods during south west monsoon period.

Kalu River Basin
                                                                                                                        (Nandalal, 2009)
There were two severe floods occurred during 2003 and 2017 which affect to both Rathnapura and kalutara. We did the questionnaire survey in Rathnapura district. During our visit also the area is affected by rainfall and there was a minor flood about a week before our visit. In some areas we could see some remaining evidences of that minor flood.
Some low-lying areas are still under water

Still the river level is high and carries mud water

 
The district has severely affected by 2003 and 2017 floods during south west monsoon. Some houses were entirely under floods while many houses were severely affected and damaged.
 
Cracks on walls after floods
Cracks on walls after floods
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
We have conducted the questionnaire survey for about one week by going to each and every household to cover about a sample of 250 households.



業務連絡:今学期の講義(9/29更新)

川崎の今学期の担当講義は以下の通りです。

工学部社会基盤学科
『社会基盤技術の実装戦略』(A1ターム、水曜3限)
 担当:池内幸司、本田利器、石田哲也、川崎昭如
 →川崎担当日:10月11日、11月8日

『地球環境学』(A1ターム、木曜4限)
 担当:沖大幹、川崎昭如
 →川崎担当日: 10月12日、10月19日

 少人数セミナー『ダムはムダか 〜学術と社会〜』
 担当:沖大幹、川崎昭如


大学院工学系研究科 社会基盤学専攻
『水循環データ統融合の展開学』
 →今学期は開講しません


Monday, September 25, 2017

Published 2 papers on DIAS

Two DIAS-related papers were published at the Data Science Journal. This is an open-access journal so you can download and distribute papers (PDF) freely.

Kawasaki, A., Yamamoto, A., Koudelova, P., Acierto, R.A., Nemoto, T.,
Kitsuregawa, M., Koike, T. (2017) Data Integration and Analysis System
(DIAS) Contributing to Climate Change Analysis and Disaster Risk
Reduction. Data Science Journal, 16: 41, 1–17. doi: https://doi.org/10.5334/dsj-2017-041

Koudelova, P, Kawasaki, A, Koike, T, Shibuo, Y, Kamoto, M and
Tokunaga, Y (2017) Design and Implementation of a Training Course on Big
Data Use in Water Management. Data Science Journal, 16: 46, 1–18. http://doi.org/10.5334/dsj-2017-046

Check the papers!
Kawasaki

Thursday, September 14, 2017

HRL 3rd Most Downloaded Article!

Our paper was listed as the 3rd Most Downloaded Article in 2016 at the  Hydrological Research Letters!!!
http://www.hrljournal.org/about/most-downloaded-articles-for-each-year



Win, W.Z., Kawasaki, A., Win, S. (2015) River Flood Inundation Mapping in the Bago River Basin, Myanmar, Hydrological Research Letter, 9(4), 97-102.
http://www.hrljournal.org/archives/1851

Kawasaki


Friday, September 1, 2017

「ダム工学会ーダムを知るための若手技術者勉強会」に行ってきました


こんにちは。修士「1」年の祐谷(ゆうや(※苗字))です。
去年の今頃は院試受験生だったのでまだM1です!入学してそろそろ1年と考えるとちょっと感慨深いですね。

今回は、8/31,9/1に参加した、ダム工学会若手の会の勉強会についてです。
川崎グループからは川崎先生と僕のみ、そのほか社会基盤のB4から6人が参加しました。他にも様々な大学の学生や現役の技術者の方が集まる会でした。

1日目の見学先は、一時期事業継続の是非を巡って揺れていた、かの有名な八ッ場ダム
道の駅で噂のダムカレーを食べ、

午後に現場の事務所に到着。まずはダムの説明を受けます。
現在、利根川上流域の支流では、吾妻川だけがなんにもガードが施されておらず、曰く「外野の守備でセンターだけ抜けている」状態だそうです。八ッ場ダムは、利根川の治水上とても重要な役割があるといえます。
センターが甘い利根川
方式は、重力式コンクリートダムとよばれるもの。巡航RCD工法とよばれる工法を用いているのが特徴です。

工事現場の様子は圧巻でした。写真を載せられないのが残念。
八ッ場ダムは完成時の堤高が116mなのですが、現在は高さ30mくらいまでコンクリート打設が進んでいます。現在は見学した場所から80m低い高さのところにコンクリートが流し込まれ、その上を作業員の方やダンプカーなどがそそくさと動いている状態なのですが、それがいずれ見学した場所までコンクリートが積みあがっていくのだと思うと土木工事のスケールの大きさに、畏れ多く感じました。ダム建設現場の真上にはダムの材料となるコンクリート工場が造られており、できたてのコンクリートを盛ったクレーンが絶えず上下に行き交っています。さらにそのコンクリート工場に骨材を運搬すべく、10kmくらい離れた骨材製造所との間はベルトコンベアで結ばれており、サイズ毎に正確に選別されつつ絶えず骨材が輸送されていました。
付け替え前の線路跡に沿って伸びるベルトコンベア。10km/hで骨材が流れる。
骨材は3種類の大きさに分類される
骨材製造所のほうに赴くと、原石山で石を切り出してきたダンプカーが製造所の穴(?)に、やはりガラガラと石を絶えず放り込んでいました。
作られるダムのデカさはさることながら、建設現場周辺に一連の大規模な製造システムが出来上がっているのがとても面白かったです。

二日目は、まず午前中にダムの基礎知識講座を受けました。僕はこのような有難い講義を長時間聞き続けるのが苦手なタイプなのですが(笑)、機能や周辺の環境等に応じて色々なタイプのダムがあること、過去のダム決壊の歴史、用地買収や住民移転に関する問題の難しさ、などの話を聞きました。八ッ場ダム周辺でも、斜面の中腹に道路と電車が既に付け替えられ、生活圏の移転がどんどん進んでいます。しかし、移転の背景に、様々な立場間での合意に要した莫大な年月と予算があったこと、そして、新たな土地等を補償されてもなお、移転を余儀なくされた住民のかたに苦労を強いてしまっている場合があることを知りました。


午後は、我妻川水系もう一つのダム、品木ダムの見学です。

品木ダムの上流には、火山の硫黄分がたくさん溶け込んだ酸性度の強い3つの川があります。そのままの流れだと生物が生育できないばかりか、腐食によって橋などの構造物を作ることすらできません。そこで、これら3河川では、石灰を投入して水を中和する措置が施されています。品木ダムは、河川の水が十分中和されるまで水を滞留させ、析出する中和生成物や河川水中の重金属類等を沈殿、回収する役割を持っています。

こちらは、3つの河川の中でも最も酸性度の強い、湯川の中和施設。

1日に投入される石灰は、3河川合計でおよそ80tに上ります!それが1365日毎日稼働。近くの「石灰でできた山」から毎日切り崩されて運搬されるそうです。山なくならないのかな。
制御室のモニター。24時間体制で管理します。

こちらがもとの湯川。一見すると清流ですが、実際は、魚はおろか苔類や微生物などもほとんど生きられない「死の川」ゆえ、こんなに透き通っているのです。pH2前後。



そこに石灰がぶちこまれ

真っ白!ここから品木ダムまで3kmの流路間でゆっくり中和されていきます。
そして、



品木ダムです。湖面はいかにもって感じのエメラルドグリーン。写真中央に映る機械によって、湖で沈殿する汚泥を浚渫している真っ最中です。集められた汚泥は、パイプを伝って湖の対岸にある建物で脱水、回収されます。回収された汚泥は、固化された後全て埋め立て処分されているのが現状とのこと。サステイナブルな社会にむけてはまだまだ道半ばです。

以上です。夜は、各大学の研究室紹介と食事会、飲み会など、学外の方々と交流するよい機会になりました。なんというか、土木の人間は、色々な方面でバイタリティ溢れる方が多いなあと改めて感じました(笑)。

ありがとうございました!