東京大学 戦略的パートナーシップ(SGU)プログラムの一環として、ベトナム国家大学の学長、ヤンゴン工科大学の元学長などを招聘し、東京大学主催の標記シンポジウムを開催します。東京大学五神総長も登壇されます。
僕はミャンマーSATREPS(水災害系)の概要を紹介させていただきます。奮ってご参加ください!
【開催目的・概要】
新しい知識が新たな技術と価値を産み市場を創成するという知識基盤経済のもとでは、知識を創造する主体である人の育成が重要である。東京大学では海外の大学との「戦略的パートナーシップ大学プロジェクト」の一環として、途上国におけるリーディング大学に本学の機器分析化学の教育プログラムを提供する国際教育協力On-site Education Program on Analytical Chemistry OEPACを(社)日本分析機器工業会と産学連携で進めている。
パートナー国とパートナー大学の発展と同時に、産業界にあっては現地事業展開の人材確保と人的ネットワーク構築、本学にあっては優秀な学生と若い研究者の発掘など、参加国・参画機関の全てにとって有益な国際高等教育の新しい枠組みを期待している。
このシンポジウムでは、ベトナム国家大学ハノイ校、ヤンゴン工科大学、ベトナム関係官庁、我が国関係官庁、そして本学など、この取り組みの関係機関・関係者が集い、本事業のよりよい展開に向けて意見を交換する。
2.場所:東京大学本郷キャンパス 工学部三号館6C06-07会議室
3.プログラム(予定含む)
(1) 開会挨拶1(東京大学総長)
(2) 開会挨拶2(日本分析機器工業会代表)
(3) 高等教育国際協働事業の活動紹介
3-1) OEPAC (on-site education program on analytical chemistry)の紹介
3-1-1) 全体紹介(北森教授)
3-1-2) ベトナム国家大学の例(馬渡准教授)
3-1-3) ヤンゴン工科大学の例(川崎准教授)
3-1-4) 日本分析機器工業会の支援(代表)
3-2) トルコの活動紹介(藤原教授)
(4) 東京大学の国際化活動紹介
4-1) 東京大学全体の活動(羽田国際本部長または関村副本部長)
4-2) 工学部/工学系研究科の活動(大久保工学部長/研究科長)
(5) 各国高等教育の現状
5-1) ベトナム(MPI Director Nguyen Hoang Linh)
5-2) ミャンマー(ヤンゴン工科大学前学長Prof. Mya Mya Oo)
5-3) トルコ(12分、検討中)
5-4) 日本
5-4-1) 文部科学省(国際統括官)
5-4-2) 経済産業省(検討中)
5-4-3) 外務省(検討中)
(6) フリーディスカッション
パネリスト:東京大学五神総長、JAIMA代表、ベトナム国家大学Nguyen Van Noi学長、ヤンゴン工科大学Mya Mya Oo前学長、ベトナム企画投資省Linh部長、ほか数名、(モデレーター:藤原教授)
論点)①高等教育国際協働事業のあり方
②相手方からのニーズ
③産学協創
目標)①途上国新興国戦略の重要性の共通認識
②大学の人材戦略、企業の国際事業展開の重要性の共通認識
③SATREPSの重要性の共通認識
(7) 閉会の挨拶(羽田国際本部長)