こんにちは。M2の五十川です。2回連続の登場です。
11/3に,EcoBalacnce学会で福岡に行くついでに福岡近郊での環境保全が行われている場所を巡りました。今回はそのレポートのJapanese版です。
今回の視察では,アメリカ・Yale大学からEcoBalance学会のためにはるばる日本へいらっしゃったReedさんと一緒に巡りました。
まず,川下りで有名な柳川へ。船に乗り,柳川城跡の外濠水路を船頭さんの説明とともに眺めました。ちょうど訪れた時期が柳川出身の文豪である北原白秋をたたえる「白秋祭」の日であり,普段は見られないであろう灯篭や提灯が飾られていました。昼頃に訪れたので残念ながら灯篭流しは見れなかったのですが…。
川に面した出店も |
次に,ラムサール条約にも登録されている有明海方面へ向かい,熊本・荒尾市にある荒尾干拓水鳥・湿地センターへ訪れました。館員の方曰く,荒尾干潟は定期的にボランティアの方が清掃活動を行っているようで,他の干潟とは異なりいつも綺麗なことが自慢ですとのこと。確かに海岸にはほとんどゴミが落ちていなかったような気がします。また,
その後,2015年に世界文化遺産に登録された三池炭鉱へ。明治期から昭和期にかけての石炭産業の栄枯盛衰に関する資料を一通り見たのち,閉山後の工場の様子を当時の労働環境を想起しながら見学しました。
最後に,干拓事業の一環として建設された永治堤防・矩手(かねんて)水門へ。干拓地をつくるため,100年以上も前により効率の良い排水を行うために建設された堤防・水門で,水門のレンガによるアーチが印象的でした。
EcoBalance学会では環境を主なテーマと捉えていたため,河川とその関連施設を主とした普段の調査とは異なり新鮮味がありました。今回の視察でエネルギー問題や生態系保全等に対し,より深く考える非常にいいきっかけとなったかなと思いました。
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