Wednesday, August 7, 2019

シャンヌードルとチン雑貨

こんにちは、M2の下村です!
私は6/9~7/7の1か月間、ミャンマーに滞在していました。バゴーで現地調査しヤンゴンに戻り休息、を繰り返す日々を送っていたのですが、ヤンゴンではYTUの学生さんたちに色々なところを案内してもらいました!

現地調査で床の高さを測る私
夜のシュエタゴン・パゴダでぱしゃり

ヤンゴンでのおすすめスポットはやはりシュエタゴン・パゴダです。ミャンマー最大!日本人の観光客も多い!そして昼より夜が断然おすすめです。夜空とパゴダの金色がコントラストになってとてもきれいでした…。現地の人が夜に行きたがるのも分かる。

さて題名にもあるように、ミャンマー1か月滞在を通じて食べ物ではシャンヌードル、雑貨ではチン族の刺繍・織物がとても好きになりました。

とある人気店のシャンヌードル

ボジョーマーケット内のチン族雑貨店
https://www.irrawaddy.com/lifestyle/the-textured-lives-of-the-chin-hills.html

シャンヌードルというのはシャン族料理の一つです。シャン料理は、脂っぽい料理が多いミャンマー料理の中では珍しく味が薄めなので日本人向けだとよく言われます。私もこの麺料理にはまり、色々なお店で食べ比べしていました。
一方チン族の織物はとてもきれいな刺繍がされていて、私も自分用にポーチを衝動買いしてしまいました(笑)

何が言いたいかというと、ミャンマーは食べ物も服もとても民族性・地域性が強いんです!国立博物館にも各民族の服装が展示されているのですが、同じ地方でも民族が異なるだけで全く異なる雰囲気のデザインになっていました。博物館には歴史に関する展示もあるのですが、私にとっては各民族の衣装を眺めているほうがとても楽しかったです…。というのも、この国では「ミャンマー」という一つの国としての歴史があまりないのかなという気がしました。展示されたり語られている歴史が飛び飛びすぎて、いまいち国としてのキャラクターがつかめないような感じ…?

しかし、ミャンマーは現在最後のフロンティアとして大発展中!!
一方で西洋の文化が入ってきており、その生活も少しずつ変化しているようです(山上さんのブログにもあった伝統的化粧品「タナカ」を使う女性も減ってきているんだとか)。
このまま発展していくと、他の国と同じようにミャンマーでも多様な民族文化がすたれていくのかなと思い、少し寂しい気もしました。

最後になりますが、1か月滞在するという貴重な経験をさせてくださった川崎先生、そしてバゴーの調査やヤンゴンの観光で親切にしてくれたYTUの学生の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。私の研究は数多くの人の協力で成り立っているものなので、現地調査で得たデータを大切に扱って研究を進めていきたいと思っています。

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