四月から修士課程に入りました。具体的な計画はまだありませんが今後もどっぷりとミャンマーに関わると思われます。
さて、いよいよミャンマー滞在記も最終章です!
友人が遊びに来て、各所をめぐり遊ん・・・知見を深めるなどしていましたが、
京都でいう清水寺的存在 |
今回は3月18日から行われた現地調査について焦点を当てます!
その主たる目的は、気象観測機器とテレメトリーシステムの設置です。
東京大学からは川崎先生、ラルフさん、小高さん、東北大学からは小森先生がいらっしゃいました。
設置予定地はこの場所。
当ブログでも何度か登場しているZaung tu weir(ザウントゥ堰)です。
1995年ごろ建設されました |
すでに、サイトにはフェンスで囲われた土地が用意されていました。
まずは、設置にあたって必要な部材などの確認を行いました。
設置予定箇所 |
川崎先生、小森先生がミャンマーに到着するのを待つ間、さらに上流のZaung tuダムに向かいました。
ひたすら悪路 |
さて、やってきました!
バゴー川、唯一の水力発電ダムです。
大きい。発電能力は10MW×2 ほどです。乾季の終わりごろということもあり水位はかなり低いです。
Spillway(水吐口) |
ダム湖 |
ちなみにですが、電力省の人々はこのダムサイトに住み込んで働いているようです。雨季には道路が完全に寸断されるとか。
帰りはまた4時間かけて帰りました。
さて、堰の方に戻ります。
Ralphさんが詳しく記事にしていますが、最新鋭の機器を設置しました。
雨量、気温、風速などさまざまなデータをとり、自動的に取得できるようになっています。
設置完了 |
レクチャー |
以上をもって、5週間の滞在が終わりました。
これほどの長い時間をいわゆる開発途上国で過ごすのは初めての経験でした。
感じたもの、得たものなどここには書ききれませんが、英語もあまり通じない国で一人で生活することである種タフになれたのではないかと思います(笑) どこに行っても何とかなるという自信もつきました。
今後もミャンマー関連の研究をしていきたいと思います。当ブログを今後もよろしくお願いいたします!
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