こんにちは。去年10月に川崎グループに入学しました、M1の祐谷大輝(ゆうやたいき)と申します。初投稿です。よろしくお願いします。
この写真は、ヤンゴンの大阪王将で5分間餃子30個チャレンジした時のものです。見事完食して、餃子代はタダ。ゲットした15000チャット分の食事券は、日頃からミャンマーで奮闘する川崎グループの皆様へのプレゼントです。
そして、完食できなくても代金半額になるとってもお得なキャンペーン中!ヤンゴンにお越しの際は大阪王将へ。
さて、僕は、JICA/JST SATREPSというプロジェクトの一環で、2/18から2/28までミャンマーのヤンゴンに滞在させてもらいました。今回の11日間の滞在での出来事について、かいつまんで書いていきたいと思います。
まず期間の前半は、ヤンゴン市内の水質、河川の水位、気候の観測機器設置など、いろいろな調査の手伝いを行いました。
水質調査のうちの1日は、ヤンゴン郊外の氾濫常襲地に作られた居住地で採取をしました。
ヤンゴンは、比較的標高が高いヤンゴン川とバゴー川に挟まれた部分を中心に発展していて、地形が平らで雨季に浸水が頻発するヤンゴン川西岸、バゴー川東岸は野原が広がっています。しかし、最近は急激な人口流入に伴って、今まで野原だった郊外にも都市が拡大しつつあるそうです。今回訪れた場所も、つい2,3年前ぐらいから人が住み始めたそうで、ほとんど沼地のようなところの上に高床式住宅が密集して建てられています。
道はきれいなところだとこんな感じ(↑)
ですが、竹を2本束ねただけの道もあって今にも壊れそうです。現地の人はすいすい歩きます。
僕たちが水質調査していると必ず現地の人が寄ってきます。行く先が沼地で水の採取に苦労していると、ある現地の人がバケツに水を汲んできてくれました。みんないい人。
こんな感じで、2/18から2/22までの前半5日間を終えました。
後半は、いよいよ僕の研究の調査です。とはいえ、直前の中間発表でヤンゴンの土地利用と洪水の関係をテーマに発表してボコされたばかり。
調査内容も明確に定まっていないので、研究のタネを探しにヤンゴンの町をくまなく見て回るのを目標にしました。移動手段は、主に電車とバス。運賃は200チャット(20円)ぐらい。
巡ってきたところを何箇所か紹介します。
1.
中心部、ダウンタウン
アパートやビルが密集する一方、公園や緑地、オープンスペースも意外と点在していることがわかりました。
2.
Hlain Tharyarタウンシップ
この地域には、立派な家が林立する高級住宅地があります。住宅地の内と外は塀で仕切られ、すぐ外側には貧困層と思われる居住地区があります。高級住宅地はやはり洪水に曝されにくい土地なのかな、と思って試しに場所ごとの標高と照らし合わせてみたりしています。
3.
Dalaタウンシップ
ヤンゴンには、中心部のダウンタウンとヤンゴン川を挟んで対岸のダラ地区を結ぶダラ大橋の建設が計画されています。2020年完成を目指すらしい。建設予定地と思しき空き地には事業の開始式典を記念した看板が。今は農地が広がるダラ地区も、今後一気に開発が進むのかもしれません。
以上、こんな感じのミャンマー滞在でした。ミャンマーを発つ前日に熱が出てダウンするまでは、いろんな場所をぐるっとめぐることができたと思います。
ミャンマーは、暑いし移動は大変だしずっとおなかの調子は変だったし、なかなか大変なことも多かったのですが、現地の人はみんな優しくて困っていたら助けてくれたことも多くあり、モノを盗まれたりぼったくられたりするような治安の悪さもないので、とてもよい国だなあと思いました。また、外国で1人で行動するのははじめて、しかも英語が通じず開発途上国のミャンマー、で不安も大きかったのですが、終わってみると意外と何とかなるんだなあ、と感じました。タフさが身についたと思います。
今回のミャンマー滞在で得た経験をもとに、これからますます研究や色々な活動に励む所存です。そして、次の機会のミャンマー滞在に向けて、ミャンマーをより深く理解できるよう精進しようと思います。
ありがとうございました!
No comments:
Post a Comment