こんにちは!M1の西原です.
10月末から1週間ほど,ミャンマーのバゴーで調査を行ってきましたので,その時の様子を紹介したいと思います.
今回は自身4度目のミャンマー出張だったのですが,今回は1週間すべてバゴー周辺の農村部でのアンケート調査となり,農村部の人々の暮らしに多く触れることができました.
そのなかで,今回は「変わりつつあるもの」と「変わらないもの」に分けて農村部のいまの暮らしを少し紹介したいと思います.
下の写真は,収穫したイネの高さを測っているYTUの学生の写真です.今回の調査の目的は,詳しくは言えませんが過去の洪水と今年の洪水の被害規模の比較を行う,というものでした.被害規模は家屋の被害と水田の被害に分けられますが,今回の調査では8年前の洪水や昨年の洪水を受けて家屋を木造からコンクリート造に工事を行ったという世帯が多く,また水稲についても洪水に強い品種(?)に変えたという話もありました.
このように,洪水が起こるたびに人々は洪水に対して被害を最小限に抑えられるようハード面の対策を徐々に変えつつあることがよくわかりました.
イネの高さを測る |
続いて,下の写真はバゴー周辺の農村部の小さな商店で撮った写真です.KBZ-Payは銀行口座と連携してQRコード決済を行うシステムらしく,4か月前に訪問したときは全くなかったものが町や村のいたる商店で見かけられました.ここまでのスピードと規模で広がりを見せているということは,政府などによる強権により行われているのだろうと推測しましたが,実際その通りでなかなか使用には至らず,評判も悪いとのことです.
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