Sunday, May 7, 2017

ヤンゴン空港での悲報

すみません、大げさな題名、ちっぽけな話です(笑)。

ヤンゴン空港での両替で、20,000チャット(約2,000円)を抜き取られました。両替の最中、違和感を感じましたが、機械でお札の枚数を集計していた上、(勤勉まじめな人が多いと信じられている)ミャンマーですので、渡された札束を受け取り、確認せずに両替所を立ち去りました。

その後も、なぜか違和感を拭いきれず、
お札を数え直したところ、10,000チャットが2枚足りませんでした!

両替の際に感じた違和感とは、お札の枚数の表示版は窓口上部にあるが、
集計機そのものはこちらからは見えない窓口下部にあったため、
機械でお札の枚数を数えた後、10,000チャット2枚を抜き取って、
こちらに渡したみたいです。

たかだか(?)2,000円ですし、確認しなかった自分が悪いのですが、
自分の中でミャンマーに対する過剰な信頼感と油断があったのも事実です。
他のアジアの国では、ほぼ確実に現金を確認しますが、
ミャンマーには50回以上来ていることもあり、もはや外国という意識もなく、
完全にが緊張感が失われていたとも言えます。

実は前回来たときも、ヤンゴン空港のトイレにアメニティーグッズを忘れてしまい、空港に問い合わせるも見つからず、その後のバゴーではコンタクト洗浄剤が売っていなかったため、数日に渡る山間部での機器設置の最中、全てメガネで過ごすことになりました。。。

ヤンゴンの街は来るたびに変化を遂げており、それに伴い現地の人々も変化しています。知らぬが仏だったかもしれませんが、いつまでもミャンマーに対するノスタルジックな想いを馳せていていた自分がいたのかもしれません。2,000円の授業料で、多くを学ばせてもらいました。


自分への戒め投稿になってしまいましたが、
完全に緊張の緩みきった(?)僕自身に対する警告と受け止め、
気を引き締めなおして、改めてミャンマーでの研究開発に挑み続けたいと思います!

両替後はその場で現金確認しましょ〜(笑)。
川崎

↓ 5/8の水位計設置のための準備に余念がないラルフさんと米原くん。フロート式の水位計設置にあたっては、水位検出器やリレー(電磁スイッチ) 、ロガー、モデム、バッテリー、警報ランプなどの機器を組合せて一連のシステムを構成します。出来あいのパッケージ製品をそのまま設置するだけでしたら楽ですが、実際は複数の会社で作られた多様な機器を配列して、配線も行う必要があり、それが一つ間違うと機器が動かなかったり、誤作動が生じます。
 水位計を扱うのは初めての経験であり、思うように動作しませんでしたが、クーラーの効かないヤンゴン工科大学の一室にて、ラルフさんと米原くんで夜遅くまで動作確認を行っており、彼らの努力には本当に頭が下がります。


機器の配列は下の感じ(こちらはバゴーに気象観測機器の例)。一見簡単そうに見えるが、なかなか複雑で手強いやつ。


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