6月中旬に、現地調査のためミャンマーへ行きました。
今回は川崎先生の少人数セミナーのメンバーでの調査ということで、内容が盛りだくさんの日程でした。
今回はせっかくなので、ファシリテーターをさせて頂いた学生ワークショップ(6/13@YTU)について書きたいと思います!
テーマは少人数セミナーと同じく「貧困削減に社会基盤がいかに貢献するか」でした。
このテーマを、東大(UT)社会基盤の学生と、ヤンゴン工科大学(YTU)社会基盤の学生合わせて20名程度で議論しました。
正解のないテーマに、国・言語の違いを越えてどのように取り組むか。。。
出発前の準備から下村さんと一緒になかなか悩みました。
悩みすぎて行きついた火鍋食べ放題 |
少ない時間でアウトプットまで辿り着くのと同時に、Being on the same pageも大事に、次の3つのインプットの時間を設けました。
- 学生による、テーマに関連した研究の紹介(UT 下村さん・奥田さん、YTU 3名)
- 開発経済学関連書籍の内容の紹介(UT 石川さん・佐野さん)
- 開発協力の現場から実例の紹介(JICAミャンマー事務所 中村さん)
- バゴーの貧困削減を題材に、極めて重要なProgramme/Sectorに絞りCore problem statementを決定する。
- 6人程度のグループに分かれ、Core problemのCause, Effect, そしてSolutionを挙げていく。
- それぞれのSolutionに対して、社会基盤がどのように貢献できるかを議論する。
大まかな感想としては、YTUの学生が出してくれる生々しい情報・実情が複雑に絡み合っていて、社会基盤のみならず社会制度にしろ教育にしろ、
何か一つを変えるだけでは貧困削減が見えてくるわけではないし、
何か一つを変えるのも相当難しいのだなと思いました。(具体性に欠けますが、、)
何か一つを変えるだけでは貧困削減が見えてくるわけではないし、
何か一つを変えるのも相当難しいのだなと思いました。(具体性に欠けますが、、)
今回のWSで得た成果自体は、一般的に言われる範疇に収まってしまったかなと進行中は思いましたが、それまで積み重ねた議論を振り返ると、現場の声に即して根拠立ったものになったのではと思います。
一番の感想は、
初めてのWSファシリテーターなんとか無事できてよかった〜〜!です。
初めてのWSファシリテーターなんとか無事できてよかった〜〜!です。
パゴダのおかげか~~!? 綺麗でした。 |