新M1の奥田です。
3月16日~23日でミャンマーに行ってきました!今回で3回目のミャンマー訪問です。
僕からはバゴーで行われた洪水被害低減のためのワークショップについてお伝えします。
このワークショップでは、これまでバゴーを対象に行われてきた研究の成果を、実際の洪水被害低減のための政策や計画の決定に生かすにはどうしたらよいのかということを議題としていました。大学の先生方、JICAの方、現地の行政機関に勤めている方など非常に多くの方が参加されていました。
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集合写真 |
ワークショップはJICAの中村さんの開会のあいさつから始まりました。中村さんは行政と大学との間の協力関係の枠組みを作ることが必要だとおっしゃっていました。
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中村さんの開会のあいさつの様子 |
次に、National Water Resources Committee (NWRC) のNi Ni先生からミャンマーにおける効果的な水害リスクの低減についてお話がありました。
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行政の方からの質問に答えるNi Ni先生 |
続いて、東北大学の小森先生から2018年にバゴーで発生した洪水のメカニズムについて、ヤンゴン工科大学のWin先生からバゴーにおける洪水予報システムの開発について、そして、われらが川崎先生からバゴーの生活に洪水が与える社会的な影響についてそれぞれお話がありました。
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小森先生 |
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Win先生 |
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川崎先生 |
今回のワークショップでは、研究結果を実際の政策や計画に生かすためには現地政府の協力や実際に現場で働く行政の方の理解が必要であり、簡単な道のりではないということを感じました。これから修士で研究をしていくにあたって、ただ結果を出すだけではなく、自分の出した結果がどうすれば社会の役に立つか、どのような場面で使われうるのかということを考えながら研究を進めていこうと思いました。
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