Friday, August 9, 2019

しろうとのミャンマー訪問

はじめまして,本郷土質・地盤研M1の新名です.
このたびは川崎先生が主催する少人数セミナーの一環として,6/12~6/17でミャンマーに行ってきましたので,簡単に報告いたします.

6日間のうち,はじめの2日はヤンゴン工科大学(YTU)の学生と合同でワークショップを開いて,貧困が社会基盤にどう貢献できるか?というテーマについて議論をしました.残りの4日はすでに記事を書いている下村さんと奥田くんの研究を少しだけ体験させてもらいました.

一緒に行った方々は川崎研の人が中心で,土を専門にしている人は私だけでした.なので少し緊張していましたが,YTUの学生もとてもフレンドリーに接してくれて心がほぐれました.

ディナーの後にみんなで.ミャンマー人はセルフィー大好き


後半の調査ではひたすらアンケートを取りに世帯を一軒一軒回っていましたが,みなさん見ず知らずの私たちにとても親切に協力していただけました.YTUの方が現地語でコミュニケーションをとってくれるため,私は特になにかできるわけでもなく,聞きたいことがあった時だけ英語を介してYTUの方に通訳してもらっていました.でも言葉が通じないなりにも子供とじゃれてみたり,アイコンタクトをとってお話を聞いているという意思表示をしてみたり,できることもあります.いるだけのでくの坊にはならないように気を付けていました.

最終日には調査地域よりもより郊外にある農村地帯を訪問して,簡単に街並みを眺めてみました.川?ため池?とにかく水のたまったすぐそばにも家が乱立していて,地理的に脆弱な場所に家を建てて住まざるを得ない人々から事情を聞いてみたりしました.意外にもその環境をストレスに思っていないように見えましたが,それは部外者である我々に心を開いていなかったなのかもしれません・・・

最終日の訪問にて.帰り道が水没していました

最後になりましたが,ゼミにいただけの私をミャンマーまで連れて行っていただいてありがとうございました.自分の研究室とは全く違うアプローチや文化にいい意味での刺激を受けることができました.またお世話になることがあれば,よろしくお願いいたします.



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